【中野校】モータースポーツ界のレースドライバーとして活躍し続けている、相馬智宏さんが高専連携授業のために来校
9月9日(金)東京工科自動車大学校 中野校の卒業生で、モータースポーツの世界でレースドライバーとして数々の輝かしい功績を残し、現在ディーラーのサービスマネージャーとしても活躍されている相馬智宏さんが母校の中野校へ来校。高専連携プログラム ※1の一環として都立練馬工業高等学校の生徒へ、座談会形式での講演・授業を行ってくれました。
レースドライバー、そしてメカニックの両面を知る相馬さんだからこそ語れる仕事のやりがい・苦労などを交え、普段なかなか聞くことができないレースの舞台裏、それを支えているメカニックたちのエピソードに、全員が瞳を輝かせながら耳を傾けていました。授業に参加した練馬工業高等学校の生徒は、フォーミュラカーの部品への疑問やレースドライバーへの素朴な疑問等活発に質問し、自動車分野への興味がより深まった様子が伺えました。
また、プロジェクトセミナー授業 ※2の一環でサーキットに行き、F4の整備等で相馬さんに指導を受けた、当校在校生の平田 眞太郎さん(中野校 エンジンメンテナンス科 2年生)も特別参加し、F4整備等の指導を受けた時の実体験の話を聴けるパートセッションもありました。高校生にとって、まだ遠い存在の相馬さんから、そして身近な存在である当校在校生、両方向からの話を聴くことで、自身の進路をみつける良いきっかけとなれば嬉しいです。
※1 参照記事
学校法人小山学園と東京都立練馬工業高等学校、教育連携協定を締結
※2 プロジェクトセミナーについて
プロジェクトセミナーとは、通常の授業とは別に、自分の興味・関心があるテーマを選び“仕事の進め方”を体験する、当校オリジナルの選択授業。約1年かけて同じテーマを選んだ仲間とともに目標達成を目指します。
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相馬 智宏さん
1965年生まれ 東京工科自動車専門学校(現:東京工科自動車大学校)自動車整備科12期卒業。
ジムラッセルレーシングスクール 最優秀賞受賞(1993年)、ニュープロダクションA EP71ターボ 優勝(1989-1990年)、JAF F4 エンジンホンダ2,000CC Aクラス優勝(2013年)など、レースでの優勝・受賞歴多数。
現在は、ボークス株式会社 Volkswagenセンター南で、サービスマネージャーとして従事されている。
12名の高校生(中央左が相馬 智宏さん)
レーシングカーのメカニズムを丁寧に教えてくれました
在校生の平田 眞太郎さん(中央)を交えたトーク
最後は参加者全員で記念撮影