プロジェクトセミナー
選択授業「プロジェクトセミナー」で実践力を鍛え、幅広く活躍できる整備士に
プロジェクトセミナーとは、通常の授業とは別に、自分の興味・関心があるテーマを選び“仕事の進め方”を体験する、本校オリジナルの選択授業。約1年かけて同じテーマを選んだ仲間とともに目標達成を目指します。
各校でおこなわれているプロジェクトセミナー
中野校
1級自動車整備科/自動車整備科
- ボディリペア(車体の修復・塗装)に関する実践作業
- 二輪オフロード車両の整備とレース参戦
- 四輪オフロード競技車両製作とレース参戦
- EV(電気自動車)の実践整備探究
- 自動車の整備作業とオリジナルパーツ製作
エンジンメンテナンス科
- 競技車両(JAF F4)のレース参戦に向けた実践整備
- レース用コンピュータ(MoTec)チューニング技法
- 二輪レストアに必要な整備技術と検査実務
世田谷校
1級自動車エンジニア科(開発・設計エンジニア専科)/自動車整備科/メルセデス・ベンツコース(自動車整備科)
- 耐久レース参戦に向けた実践的競技車両整備
- 全日本学生フォーミュラ大会参戦に向けた競技車両の企画及び製作
- レース用コンピュータ(MoTec)による制御技術の習得
- 二輪レース参戦へ向けた実践的競技車両整備
- プロメカニック(整備現場)の実践的整備手法
- ボディリペア(車体の修復・塗装)整備作業と応用
研究セミナー
1級自動車エンジニア科(開発・設計エンジニア専科)
- マグナス効果を利用した風車式発電機の研究開発
- 風洞試験装置の製作と空力実験・解析
- 競技車両(全日本学生フォーミュラ)の性能研究
- レース用コンピュータ(MoTec)を使用した電子制御技術の研究
- 耐久レース競技車両の実践型整備研究及び性能研究
品川校
1級自動車整備科/ハーレーダビッドソン専科(自動車整備科2輪コース)/自動車整備科
- 溶接・塗装・金属加工の習得による実習用教材の製作
- 二輪オンロード車両の実践整備と走行実験
- 二輪オフロード車両の実践整備と走行実験
- 省エネカーレース参戦に向けた競技車両の製作
- 電動レーシングカートの競技会に向けた車両製作
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世界を体感できる!
レース経験を積める!中野校エンジンメンテナンス科では、企業のレーシングチームに帯同し、レース経験を積むことができる「レーストレーニングプログラム(RTP)」を設置しています。
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二輪車に関わる
プロジェクトセミナー東京工科3校では、整備・チューニング作業の成果を自らが乗車体験できるセミナーを用意しています。
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制作・加工技術が極められる!
大半のプロジェクトセミナーでは、「ものつくり」に必要な技術を学び・体験することが最初の一歩となります。
学びのポイント!
実際に仕事の現場でおこなわれているPDCAサイクル(Plan:計画→Do:実行→Check:評価→Act:改善)に沿ってプロジェクトを進め、自分たちで考え行動できる力を養います。
「競技車両の整備と実際セミナー」の一例
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4月
Plan: 自分たちで計画する
今年はフォーミュラ4に参戦決定。クラス優勝をするためにはどんな準備が必要か計画を立てます。
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7月
Do: それぞれ役割を担う
メンバー全員の役割も決まり、富士スピードウェイでの練習走行に向けて準備作業に入ります。
Check: 思わぬ誤算…自分たちで確認
練習走行中に突然のトラブル。急遽ミッションの点検をおこなうと…内部のシャフトが折れていました。
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8月
Act: 自分たちで修正
夏休み中にミッション内部を修理。次回レースに向けて準備を進めます。
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9月
Do: さあ再出発!
F4東日本シリーズ<第5戦>に参戦。ところが午前中の予選でまたもトラブル発生…。
Check・ Act: トラブルを確認し改善
何とか予選通過したものの、午後の決勝レースまでにトラブルを解消できず、決勝は未出走に。
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12月
Do: 今度こそ結果を出したい!
鈴鹿サーキットでのF4日本一決定戦<最終戦>に参戦。
Check・ Act: 再トラブル…確認、改善へ
赤旗中断などで思うように練習走行できない中、翌日の予選に向けて急遽セッティングを検討。
Do: いよいよレース本番!
いよいよ決勝。レースは何とかクラス3位でゴールし、総合で15位という結果に!
Check: 1年の活動を報告
1年間の活動を、サポートしていただいた企業の方々や先生、全校生徒の前で報告します。