いすゞ自動車株式会社の地域・社会貢献活動に本校の卒業生が積極的に取り組み活躍!! | 自動車整備士の【専門学校 東京工科自動車大学校】

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2020.11.06 お知らせ

いすゞ自動車株式会社の地域・社会貢献活動に本校の卒業生が積極的に取り組み活躍!!

本校から毎年、各大手自動車メーカーやディーラーに夢や希望を抱きながら巣立っていきます。その後、卒業生の活躍のニュースを耳にすることがとても嬉しく思う今日この頃。今回は、トラックやバスなど商用車を製造する大手自動車メーカーの「いすゞ自動車株式会社」の地域・社会貢献活動に本校の卒業生が積極的に取り組み活躍しているという情報を得て、その取り組みの背景や卒業生がどんな活動に携わっているのかを直接取材してきました。

 

【フィリピンに在る自動車整備士養成学校における教育支援活動「いすゞ塾」】

https://www.isuzu.co.jp/company/csr/report/pdf/contribution.pdf

いすゞ自動車株式会社は2008年11月より、創立70周年を機に立ち上げた独自の社会貢献活動プロジェクトの一環として、フィリピンレイテ島タクロバン市のフィリピン労働雇用省技術教育技能開発庁(TESDA…フィリピンの職業能力開発校)において、経済的に恵まれない若者を対象とした自動車整備士養成学校に対する教育支援活動を開始。資金援助にとどまらず、同社のノウハウを生かした支援として、日本の指導員を現地に派遣し、技術教育支援を目的とする「いすゞ塾」という取り組みを確立されています。その「いすゞ塾」で電気、トランスミッション、エンジン、ブレーキなどに関する高い整備技能に加えて、5S活動(職場の抱える課題を解決するための改善活動)の考え方を現地の指導員に教える本校卒業生の三村さんは、積極的に活動に参画され、高い評価を受けられているそうです。

また、このTESDAの卒業生は全員フィリピンにおける自動車整備士の最高国家資格であるNC4に合格し、IGSC(いすゞグローバル・サービス・コーポレーション)や、いすゞ系ディーラーなどに就職するそう。IGSCでその優秀な人材の受け入れをされている五十嵐さんも本校の卒業生。五十嵐さんは、いすゞメカニックの中でも、数少ない最高レベルの技術者のみ認定される“いすゞS級認定者”でもあります。

 

【第1次より60年にわたり派遣している「南極地域観測隊」】

いすゞ自動車株式会社は、1956年の第1次南極観測隊から60年以上にわたり南極・昭和基地隊員を派遣。昭和基地で使われている様々な車両とエンジンなどのメンテナンスを主な仕事とし、約1年半もの長い期間、過酷な環境下で職務に従事されている観測隊員。その第60次南極観測隊として、健康状態も含め厳正なる条件をクリアした松村さんも本校の卒業生。南極地域観測隊は、自らが社会に貢献したいと志願するそうです。今年も本校の卒業生が松村さんのバトンをつなぎ出発します。

このように、いすゞ自動車株式会社という大手企業において、卒業生が本校で学んだ基本技術をベースに、さらに入社されてから積み上げられた技術やノウハウを武器にチャレンジ精神を重ねて、多くのシーンで活躍されていることが分かりました。今回お話をお聞きした卒業生の三村さん、五十嵐さん、松村さんから、そして、いすゞ自動車株式会社の地域・社会の持続的な発展に貢献する精神を今後も本校の卒業生が引き継いでいくことを期待します。

 

■三村 智光さん  世田谷校自動車科10期生(H8.3卒)
(いすゞ自動車㈱エンジン実験第二部メカニックPT第一課シニアチームリーダー。TESDA現地トレーナーの教育ならびに授業評価を担当)
■五十嵐 純二さん 世田谷校自動車整備科3期生(H6.3卒)
(いすゞグローバル・サービス コーポレーション(IGSC)サービス部長。いすゞS級認定者)
■松村 優佑さん  世田谷校1級自動車エンジニア科1期生(H20.3卒)

(いすゞ自動車㈱エンジン実験第二部メカニックPT第一課。第60次南極地域観測隊員 機械(車両全般)を担当)

一番左:五十嵐さん、左から4番目:三村さん、左から5番目:松村さん

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