「東京工科自動車大学校三校 プロジェクトセミナー成果発表会」を開催
12月18日(水)国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、東京工科自動車大学校(中野校・世田谷校・品川校)の「プロジェクトセミナー成果発表会」を開催しました。
当校は通常の授業の他に、チームで取り組む東京工科だけの特徴ある選択授業“プロジェクトセミナー”を実施しています。このプロジェクトセミナーでは自分の興味・関心のあるテーマを選び、将来社会に出て活躍するために必要となる「目標を定める力」「課題を見つける力」「評価する力」「報告・表現する力」「コミュニケーション力」=PDCAを意識し、資格取得のための勉強だけでは身に付けることが難しい、“自動車業界で活躍するための実践力”を養うことを目指します。
約7カ月のセミナー授業終了後、各校にて、それぞれが設定したテーマについて画像や動画を盛り込みながら学習成果を報告。その中で選出された代表4グループと特別枠(エキシビジョン)の計5グループが、当日発表をおこないました。発表を聞く学生たちも集中した様子で耳を傾けていました。また、ベトナムの留学生チームもすべて日本語でスピーチ。最後には、発表を聞く学生たちに向けて「わからないことがあれば勇気を出して先生に相談してほしい。先生は必ず真摯に答えてくれ、それがより良い学びにつながる」と熱いメッセージを伝えました。
■中野校①グループ
テーマ「板金塗装セミナー」
■世田谷校
テーマ「MB車両メンテナンス技術の理解と応用」
■品川校
テーマ「四輪競技車両の製作と走行実験」
■中野校②グループ
テーマ 「競技車両の整備(F4)」
■エキシビション 世田谷校1級自動車エンジニア科
テーマ 「アクチュエータの制御に関する研究」
今年の優秀賞に輝いたのは、中野校の②グループ。代表の小林さんは「レーシングカーを走らせることの難しさ、そして仲間と共にものごとを成し遂げることの大変さと楽しさを学ぶことができました」とコメントしました。
最後に後援会企業代表のトヨタモビリティ東京株式会社の舟橋様より「優秀賞のグループはもちろんのこと、全グループ素晴らしい発表だった。授業で意識されていた“PDCA”は社会人になってもとても大事なこと。今後人生で壁にぶつかったとしても、みなさんならきっと乗り越えられるでしょう」と総評をいただき閉会となりました。
当校は、学生一人ひとりの技術や知識向上はもちろん、チームで取り組み乗り越える経験をするこのプロジェクトセミナーを通じて、社会に出て活躍する人材としての一歩を踏み出してほしいと考えます。