世田谷校1級自動車エンジニア科|ディプロマポリシー | 自動車整備士の【専門学校 東京工科自動車大学校】

ディプロマポリシー

diploma policy

世田谷校 1級自動車エンジニア科

科の人材目標

一級整備技術を身につけた自動車の開発・設計技術者

1.高度故障診断

最新の制御技術に対応し、専用の測定機器を用いて論理的に故障の特定ができる

01ダイアグノーシス(自己診断機能)による故障診断の考え方を理解し、外部診断機を用いたエンジン電子制御装置、シャシ電子制御装置の基礎的な回路点検および高度故障診断ができる。振動・騒音の理論、振動・騒音の低減・防止に関する知識を身につけ、専用の測定機器を使用し故障個所の特定ができる。

02顧客に対する問診、整備内容の説明に必要となる基礎知識を身につけ、その実践ができる。

掲げる理由(必要性)

環境対応車※1、先進安全自動車※2など自動車の進化に伴いより高度な整備技術が要求されます。一過性の故障や一定の条件が揃わないと症状が発生しない診断は困難を極めます。これらに対応できる確かな知識と技術、そして粘り強く課題に取り組み成果に結びつけられる力をつける事が必要です。また高い技術力と同等に簡潔で的確な説明能力が無ければお客様や社内での信頼を得る事はできません。

2.検査整備

実務を経験することにより実践的な整備、検査作業が実施できる

03定期点検の各項目に対して、良否を判定できる正しい知識を身につけ、作業効率を考慮した基本的な整備計画を立てることができる。自動車の改造等に関わる法令知識を身につけ、ユーザーに対し保安基準に基づく適切なアドバイスができる。

04自動車関連事業者のCSR※3として、自動車に関わる環境問題・資源問題を理解し適正な廃棄物処理をおこなうことで持続可能な社会発展に貢献ができる。安全衛生管理の見地から事業場の災害防止に向けた取り組みができる。

掲げる理由(必要性)

二級課程で取得した整備技術を基に、スキャンツール等を使用し車両各部の良否判定をおこない、調整や交換作業が必要な項目を見極められるとともに、保安基準適合に対する適切な判断ができる高度整備技術者を目指します。また、環境・資源問題や職場の安全管理等、自動車関連事業者として果たすべき社会責任を理解し、適正な業務遂行ができる力を養います。

3.電子制御技術

外部診断機を用いて電子制御装置のセンサ、アクチュエータの良否判定ができる

05 電子制御装置の構成要素(電源、電子回路、センサ、アクチュエータ)の特性についての知識を身につけ、診断ができる。車内通信制御に使用される通信信号についての知識を身につけ、診断ができる。

06サーキットテスタの特性を理解した、正確な電気回路測定(電圧、電流、抵抗等)ができる。外部診断機を使用して自動車の各種電子制御装置の運転状況や故障コードの読み取りができる。

掲げる理由(必要性)

コンピュータで制御された装置の異常現象は機械的な点検整備だけでは捉えることが困難です。目に見えない異常や一過性の故障を外部診断機等を用いて事前に発見する技術を身につけます。

4.開発技術

自動車メーカーで開発をおこなうために必要な設計・実験ができる

07自動車開発エンジニアとして必要な4力学(材料力学、流体力学、熱力学、機械力学)の基礎知識を身につけ、自動車の開発に活用ができる。

08材料の機械的性質(力学的特性)を理解し、試験機器を使用した計測と評価ができる。また自動車が発生する振動・騒音の基礎的な計測と評価ができる。

09コンピュータを使用して自動車部品などの基礎的な設計・製図ができる。

10切削工具や工作機械の正しい使い方を身につけ、図面に則った機械加工ができる。

掲げる理由(必要性)

当科は高度な自動車整備士資格の知識と技術を身につけ、設計・開発エンジニアに必要な材料・熱・流体・機械の4つの力学を、机上の学習ではなく自動車を使った各種の実験により検証し、実践的に学ぶ事で、自動車をトータルで考えられる技術者の育成を目指しています。

※1:ハイブリッドカー、電気自動車、クリーンディーゼル車などのエコカー ※2:「ぶつからない」、「車線からはみ出さない」などの安全装置を搭載した自動車 ※3:corporate social responsibility 企業の社会的責任
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