ディプロマポリシー
diploma policy
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科の人材目標
エンジン整備、モータースポーツ業界などで活躍できる技術者1.分解・点検整備
自動車の整備作業を安全かつ正確におこなうことができる01整備工具・機器を正しく扱え、かつ安全で正確な車両点検整備、タイヤ整備作業ができる。
02シャシ装置全般の知識を理解し、ブレーキ装置、動力伝達装置に関する分解・点検作業ができる。
03 操舵装置全般の知識を理解し、ホイール・アライメントの点検、測定作業ができる。
04 各種エンジンの構造・機能の知識を理解し、補機類の脱着及びエンジン調整、排ガス中の有害物質の測定作業ができる。
自動車の基本性能は「走る」「曲がる」「止まる」です。基本性能に関わる分解整備を安全かつ正確にできる技能を身につけるには、単に作業要領だけでなく、構造・機能に関わる知識が必要となります。エンジンメンテナンス科では、車両整備に必要な技術と知識を身につけ、自ら思考できる整備技術を身につけた技術者を目指します。
2.検査整備
自動車に必要な法規を理解し、法定整備ならびに検査業務を実施できる05道路運送車両法「同施行規則」「保安基準※1」「自動車点検基準」「整備事業者規則等の関係法令」の知識を身につけ、自動車整備実務に活用できる。
06道路運送車両法に準拠して、自動車の継続検査と法令24ヶ月点検作業ができる。
自動車を公道で走らせるためには、保安基準に適合している必要があります。自動車業界に携わりその職務を遂行するには、自動車に関わる法律の知識が必要であり、それらを理解し、活用することが技術者として重要な事項と捉えています。
3.故障診断
診断機器の使用法を理解し、故障探求整備をおこなうことができる07自動車の配線図を読取りながらサーキットテスタ・オシロスコープ等を活用することにより、電気的な故障探求ができる。
08自動車が備えている自己診断機能、また、スキャンツール※2を扱うことができる。
電気回路や制御用の電子回路に関わる診断・整備技術を身につけた技術者は、新機能を備えた自動車整備にも対応ができるため、今後の自動車業界で必要な人材となり得ます。
4.性能向上
エンジン制御に関する知識を活用し、コンピュータによるチューニングができる09ロータリーエンジン、船外機用エンジン等の特殊エンジンの分解整備ができる。
10エンジンECU※3の基礎的な制御知識を身につけ、コンピュータチューニングの実践ができる。
自動車のエンジンは燃費、出力等あらゆる性能を高度な次元で求められています。それらの性能を高めるためにはコンピュータ設定のチューニングが不可欠です。レース用エンジンだけでなく新型エンジンの開発にも使われるコンピュータチューニング技術を身につけます。