二輪整備士を目指す学校ではどんなことが学べる?向いている人やなるために必要なこと | 自動車整備士の【専門学校 東京工科自動車大学校】

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二輪整備士を目指す学校ではどんなことが学べる?向いている人やなるために必要なこと

バイクが好きな気持ちゆえに「二輪整備士」という仕事を視野に入れている方はいるのではないでしょうか。仕事も自分の好きなものに関われるのはうれしいことですよね。

では、二輪整備士を目指すのであればどのような進路を選ぶべきなのでしょう。専門学校に通うべきなのか、独学で学ぶべきなのか、迷ってしまいますよね。

 

そこで本記事では、二輪整備士を目指すための学校で学べることをまとめてご紹介します。二輪整備士に向いている人の特徴もお伝えしているので、進路を考えるうえでぜひ参考にしてくださいね。

  1. 二輪整備士とはどんな職種?
  2. 二輪整備士はどのような人に向いているのか
  3. 二輪整備士になるために必要なこと
  4. 二輪整備士を目指す学校ではどんなことを学ぶの?
  5. 専門学校には独学では学べない内容が揃っている!

1.二輪整備士とはどんな職種?

二輪整備士とは、主に二輪自動車を専門として、修理・点検・整備を行う職種のことを指します。バイクの状態を正確に把握し、持ち込まれたバイクの修理・交換などを行うことで安全な状態へと整える役割を担っています。

整備工場やバイク販売店などに就職して働くことが一般的。バイクオーナーの個性や癖をしっかり把握し、細やかなチューニングを行えるかどうかが、二輪整備士のレベルを決めるといえます。

2.二輪整備士はどのような人に向いているのか

では、二輪整備士にはどのような人が向いているのでしょうか

まず前提として、二輪自動車が好きであることは必要です。バイクに乗ったりバイクを触ったりすることが好きな人は、愛情を持って整備に取り組めるため、どんどんスキルアップしていけるでしょう。

また、自動車や二輪自動車には似た部品が多く細かい作業になるため、注意深く整備する必要があります。そのため、細かい作業が得意な人が向いています。身体を使う仕事のため、体力があるかどうかも大切です。

現代の自動車技術はどんどん進歩しています。日々アップデートされるテクノロジーをしっかり捉え取り入れていける向上心がある人は、二輪整備士に向いているといえるでしょう。

3.二輪整備士になるために必要なこと

二輪整備士として働くためには、国家資格を取得する必要があります。

バイクの分解整備を行うには、自動車整備士の資格のみでも可能ではありますが、やはり専門的な二輪自動車整備士の資格を取っておきたいところです。

国家資格には種類がある!

ただし、二輪整備士と一口に言っても種類があり、取得した国家資格のランクによって関われる業務の幅が異なります。

二輪整備士に関わる国家資格は3種類。

  • 三級二輪自動車整備士
  • 二級二輪自動車整備士
  • 一級二輪自動車整備士

三級から一級にかけてより高度な知識とテクニックが必要になります。

三級二輪自動車整備士

三級二輪自動車整備士は、二輪整備士の基礎となる国家資格。二輪自動車や原動機付自転車のステアリングやブレーキなど、各装置の基本的な整備を行えることを表します。

専門学校に通うことで受験資格を得られますが、自動車や機械に関する課程を修めていない場合は、受験するために1年以上の実務経験が必要です。

二級二輪自動車整備士

二級二輪自動車整備士は、二輪自動車や原動機付自転車の整備を単独で行うことができることを証明する国家資格です。ほとんどの二輪整備士がこの二級二輪自動車整備士の資格を取得しています。

二級二輪自動車整備士は、自動車や機械に関する課程を修めていない人は、三級二輪自動車整備士の試験に合格したうえで、さらに3年以上の実務経験が必要となります。

ただし、自動車整備専門学校を修了している場合は、卒業と同時に二級二輪自動車整備士の受験資格が得られます。そのため、専門学校に通う方が独学で学ぶよりも早く一人前の二輪整備士として活躍できるのです。

一級二輪自動車整備士

二級二輪自動車整備士よりもさらに上の資格が一級二輪自動車整備士です。

一級二輪自動車整備士を目指す場合は、二級二輪自動車整備士に合格したうえで、さらに3年以上の実務経験が必要とされています。かなり長い道のりになるといえるでしょう。

ただし、2020年現在、まだ一級二輪自動車整備士の国家試験が実施されたことがないため、二輪自動車や原動機付自転車の整備に関する国家資格の中では、二級二輪自動車整備士が最上級の資格となります。

4.二輪整備士を目指す学校ではどんなことを学ぶの?

二輪整備士を目指すための専門学校では、国家資格取得のためにさまざまな知識を学びます。また、座学で知識を学ぶだけではなく、実際に動いて整備のいろはを習得できることが特徴。

今回は、東京工科自動車大学校の「自動車整備科二輪コース ハーレーダビッドソン専科」を例にあげ、国家資格取得を目指す学校で実際にどのようなことが学べるのかをご紹介していきます。

車両整備の基本作業

東京工科自動車大学校の「自動車整備科二輪コース ハーレーダビッドソン専科」では、1年次には基本的な作業手順や車両の起こし方など、基礎の部分を実践的に学びます。また、ハーレーダビッドソン専科ならではのハーレーの取り回しの方法・要領も、基本作業の際に学ぶのが特徴です。

ブレーキの点検整備

同じく1年次に、ブレーキの点検整備も学びます。

ブレーキの基本的な点検作業や分解組立作業を通して、ハーレーダビッドソンのブレーキの構造・特徴や作動、整備手順について実践的に習得します。

エンジン本体の整備

1年次には、エンジン本体の整備も行います。

エンジンのオーバーホール作業は、整備士として必須の要素。「自動車整備科二輪コース ハーレーダビッドソン専科」では、一般工具での整備はもちろんのこと、ハーレーダビッドソン専用工具や機器の使い方も一緒に学べるので、ハーレー好きにはたまらない時間になるはずです。

エンジン付属装置の整備

カリキュラムには、エンジン付属装置の整備も含まれています。

エンジンを始動するために必要な潤滑・冷却・吸排気などの付属装置を分解組立することで、装置の構造や機能、種類、特徴を正確に捉え、それらの点検調整の方法を学びます。

ガソリンエンジンの診断整備

2年次には、より専門的な内容へと移っていきます。中でもハーレーダビッドソン専科ならではのガソリンエンジンの診断整備というカリキュラム。

ハーレーダビッドソン専用の外部診断機「デジタルテクニシャンⅡ」を実際に用いて、その使い方やトラブルの見つけ方、解決する方法などを学ぶのが特徴。実際に機械を触って学ぶことが可能なので、実際に現場に出たときに役立つ知識を得られることがメリットだといえるでしょう。

ジーゼルエンジンの整備

ハーレーダビッドソン専科では、ハーレーならではの内容を学びつつ、二級自動車整備士の国家資格を取得するため、ジーゼルエンジンについても学習します。

ジーゼルエンジン特有の燃料噴射装置の特徴や点検の仕方について習得することで、国家資格取得の準備を進められます。

5.専門学校には独学では学べない内容が揃っている!

二輪整備士として働くには国家資格の取得が必須であり、独学で取得する場合は、国家資格試験を受けるためにまず実務経験を積まなくてはいけません。

専門学校では、国家資格を得るために必要な知識や、実際に二輪整備士として働き始めてから活かせる実践経験などをまとめて学ぶことが可能です。

さらに、プロ仕様の専門的なツールが豊富に用意されているところも専門学校ならではのポイント。独学では学び切れない内容が学べたり経験が積めたりするので、二輪整備士を目指している人におすすめの方法です。

東京工科自動車大学校は、徹底したサポート体制の元、幅広い就職、就職率100%を実現しているため、専門学校卒業後の進路に関しても安心。二輪整備士として活躍できる未来が待っています。

興味を持った方は、個別相談・授業見学やオープンキャンパスなど、実際に学校内の空気感を感じられるイベントに参加するのがおすすめです。進路のうちのひとつの選択肢として、ぜひ検討してみてくださいね。

当校は、自動車業界の幅広い人材ニーズに
応えるために、世界水準の技術者を育成します。

世界の最先端技術の結集とも称される自動車。常に進化を続ける自動車業界を、20,000名以上の東京工科自動車大学校の卒業生が支えています。業界が求める高度教育で「選ばれる」人材を育成し、学生一人ひとりの夢を実現します。

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