二輪整備士の専門学校では何を学ぶ?専門学校ならではのメリットをご紹介 | 自動車整備士の【専門学校 東京工科自動車大学校】

コラムCOLUMN

二輪整備士の専門学校では何を学ぶ?専門学校ならではのメリットをご紹介

自動車の整備に関わる資格には、様々な種類があります。整備するには国家資格の取得が必要となり、資格の種類によって携われる整備内容が異なっていることが特徴です。

バイクが好きな人は、一度は「二輪自動車を整備する仕事に就きたい」と考えたことがあるのではないでしょうか。二輪自動車整備士になるためにも国家資格が必要であり、試験を合格した人だけがそれを名乗れるのです。

  1. 二輪整備士はまだまだ需要がある
  2. 専門学校では具体的に何を学べるのか
  3. 独学や整備工場だけでは学べないこと
  4. 自分で二輪整備士の専門学校を調べてみよう

1.二輪整備士はまだまだ需要がある

バイク好きの方におすすめの職業が、二輪自動車整備士。

ちょっとしたメンテナンスは無資格でも可能ですが、大きな故障やトラブルに見舞われたときには、有資格者である二輪自動車整備士に整備をお願いすることになります。

いつの時代もバイクに熱い情熱を傾ける人は多く、二輪自動車整備士はまだまだ需要のある職業だといえるでしょう。

二輪自動車整備士の国家資格の種類

二輪自動車整備士の国家資格には種類があります。

  • 3級二輪自動車整備士
  • 2級二輪自動車整備士
  • 1級二輪自動車整備士

主に3種類ですが、1級二輪自動車整備士の国家試験はまだ実施されたことがないため、実質2級二輪自動車整備士がもっとも高い二輪自動車に関わる国家資格だといえます。

3級二輪自動車整備士とは

3級二輪自動車整備士は、オートバイや原動機付自転車のステアリングやブレーキの調整、チューニングなどの基本的な整備を行なえることを表した資格です。

3級二輪自動車整備士を目指すには、自動車や機械等に関する過程を修めていない場合は、大学や高等学校、高等専門学校を卒業したあとに1年以上の実務経験が必要です。

大学または高等学校の機械科を卒業した人は、6ヵ月以上の実務経験が必要。高等学校の自動車科を修了している場合は、卒業と同時に受験資格が得られることが特徴です。

2級二輪自動車整備士とは

2級二輪自動車整備士の国家資格を取得することで、オートバイや原動機付自転車の整備全般をひとりで行なえることを表します。

自動車や機械等に関する課程を修めていない場合、1年以上の実務経験のあと3級を取得し、その後さらに3年以上の実務経験を経たあと、ようやく2級の受験資格を得られます。かなり長くかかってしまうと考えておいた方がいいでしょう。

大学または高等学校の自動車科や機械科を卒業した人は、6ヵ月以上の実務経験を経て3級二輪自動車整備士に合格したのち、大卒以上であれば1年6ヵ月、高卒以上であれば2年以上の実務経験をさらに重ねる必要があります。

ただし、自動車整備専門学校を修了している場合は、卒業と同時に2級二輪自動車整備士の受験資格が得られます。

1級二輪自動車整備士とは

1級二輪自動車整備士は、2級二輪自動車整備士に合格したのち、3年以上の実務経験が必要となります。ただし、実務経験のない人でも、自動車整備専門学校の一級整備士養成課程を修了していれば、卒業とともに受験資格を得られます。

とはいえ、現状まだ1級二輪自動車整備士の国家試験は開催されていないので、単独でバイクの整備を行ないたいと考えている場合は、まずは2級二輪自動車整備士の取得を目指すといいでしょう。

2.専門学校では具体的に何を学べるのか

では続いては、専門学校にて学べる「二輪自動車整備の具体的な内容」についてご紹介します。

1.車両整備の基本作業

専門学校では、整備に関わる幅広い内容を学べます。

二輪自動車を専門とした学科では、まずは車両整備における基本的な作業を学ぶことが可能です。基本手順から車両の起こし方まで、整備をするための基本を習得できるでしょう。

2.ブレーキの点検整備

専門学校では、実際にバイクを使って点検整備を学べます。

ブレーキの基本的な点検作業や分解組み立て作業を通して、ブレーキの構造や特徴、作動手順や整備手順を実践的に勉強できることが特徴です。

3.エンジン本体の整備

エンジンのオーバーホール作業における知識・スキルは整備士になるためには必要不可欠。オーバーホール作業とは、部品単位まで分解して清掃をし、再組み立てをすることで新品時の状態に戻すことを言います。

専門学校では、エンジン本体の整備における工具や機器の使い方を勉強し、効率よい作業を身につけられます。

4.エンジン付属装置の整備

エンジン本体だけではなく、エンジンを指導するために必要な付属装置の分解組み立てを通し、装置の構造や機能、特徴から、点検の方法までを学べます。

5.ジーゼルエンジンの整備

専門学校では、二級自動車整備士資格取得に向け、ジーゼルエンジンの整備についても学びます。自動車整備学科と同じように、特有の燃料噴射装置の特徴や点検の仕方について習得でき、幅広い知識とスキルを身につけられるでしょう。

3.独学や整備工場だけでは学べないこと

専門学校では、プロ仕様の専門的なツールを用いながら、実践を通して本格的な整備を学ぶことが可能です。

また、専門学校で学ぶことで、卒業時に国家資格を取得するための受験資格を得られるので、長期間かけて実務経験を積む必要がありません。

そして、周りに同じ目標を掲げて切磋琢磨できる同期がいることも大きいでしょう。環境がよく、自分の時間を目一杯使って学べるので、効率よく整備士を目指したい人にぴったりです。

4.自分で二輪整備士の専門学校を調べてみよう

二輪自動車整備士になるための専門学校は全国に様々あります。専門学校に通い国家資格を取得し就職することで、大好きなバイクと毎日向き合う日々を送れることでしょう。

専門学校を選ぶ際は、実習環境・就職実績・資格取得実績・進路の選択肢・学生寮などのポイントに着目して選ぶことをおすすめします。

ちなみに東京工科自動車大学校では、品川校にて2年制の「自動車整備科2輪コース ハーレーダビッドソン専科」を開講しています。こちらは二輪自動車整備士を目指すだけではなく、ハーレーのスペシャリストを養成するコースであり、ハーレーダビッドソン好きにはたまらない学科であるといえるでしょう。

実際に「自動車整備科2輪コース ハーレーダビッドソン専科」では5ファミリー・合計約70車両を揃え、ハーレーダビッドソンのすべてを学べる環境を整えていることが特徴。カリキュラムの中にはハーレーダビッドソン専用の外部診断機「デジタルテクニシャンⅡ」を用いて、使い方やトラブルの見つけ方、解決の仕方などを学べる授業もあります。

ハーレーダビッドソンには、テクニシャン認定プログラムという5段階の技術者評価制度があります。「自動車整備科2輪コース ハーレーダビッドソン専科」では、その2段階目である「テクニシャン」の技術までを2年間かけて学びます。卒業後は、ハーレーダビッドソン正規販売店への就職の道が開け、現場で活躍できるハーレーのプロへと成長できるでしょう。

また、東京工科自動車大学校には、実習車のラインナップはもちろん、学生寮が完備されているので、遠方の方でも安心して入学できます。指定の学生寮と学生会館と連携しており、入学後の生活全般をしっかりサポートしてもらえるところもポイント。

学生寮にはお試し宿泊もできるので、当校へ来るタイミングで宿泊環境もぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。興味のある方は、ぜひ個別相談や授業見学の申し込みをしてくださいね。オープンキャンパスも定期的に開催しています。

当校は、自動車業界の幅広い人材ニーズに
応えるために、世界水準の技術者を育成します。

世界の最先端技術の結集とも称される自動車。常に進化を続ける自動車業界を、20,000名以上の東京工科自動車大学校の卒業生が支えています。業界が求める高度教育で「選ばれる」人材を育成し、学生一人ひとりの夢を実現します。

ホーム > コラム > 二輪整備士の専門学校では何を学ぶ?専門学校ならではのメリットをご紹介
  • オープンキャンパス

    学校の雰囲気や実際の授業の様子を体験してみよう!

  • 資料請求

    資料を請求して、学校のこと、学科のことをもっと知ろう!

  • 募集要項・学費について

    入学や学費に関する情報は、こちらをチェック!