自動車業界は転職しやすい?転職するために大切なことを解説。 | 自動車整備士の【専門学校 東京工科自動車大学校】

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自動車業界は転職しやすい?転職するために大切なことを解説。

非常に大きなお金が動き、たくさんの人が働いている自動車業界。自動車業界も他の業界と同様に、営業やエンジニア・事務職など様々な職種が存在します。自動車業界で誰もが気にするのが転職について。

終身雇用制度が崩壊してしまった現代社会。ひと昔前は1つの企業で社会人として成長するキャリアが一般的でしたが、今は転職をして様々な経験を繰り返し、キャリア形成することが当たり前になってきました。そのため、自動車業界を考えている人にとって転職のしやすさは、今後キャリアを選ぶに当たって非常に重要なポイントでしょう。

今回は、自動車業界の転職傾向を中心に、転職のしやすさから、さらに転職するに当たって重要なポイントを解説していきます。

  1. 自動車業界は比較的転職しやすい
  2. 未経験でも転職ができる求人も多数
  3. 自動車整備士の資格があるとかなり有効
  4. 資格取得のためには専門学校がおすすめ
  5. 自動車整備士になって自動車業界を楽しもう

1.自動車業界は比較的転職しやすい

それでは自動車業界の転職傾向について解説していきましょう。結論からお伝えすると、自動車業界は比較的、転職しやすい傾向にあります。

なぜ自動車業界は転職しやすいのでしょうか。要因は3つあります。

  • 1、未経験採用が多い。
  • 2、市場規模が大きく業種が非常に多い。
  • 3、通年採用が多い。

まず転職がしやすい要因として一番に挙げられるのが、未経験採用が多いこと。ガソリンスタンドを想像してみてください。受付で対応している人・窓を拭いている人、ガソリンを入れている人などは基本的にはアルバイトの方です。自動車整備の場合、複雑な仕事を行うには国家資格が必要ですが、簡単な作業に関しては資格なしで行えます。

そのため、「まずは働いてみて実務経験をさせる」がやりやすく、教えるマニュアルがあれば仕事も比較的割り振りやすい業種でもあります。中には今後のキャリア育成のために、資格取得支援や、整備工場認定を行っている工場もあります。

また2、3、で言及した市場規模や通年採用も大きな要因の1つ。地方だと毎日車に乗る人も多いですし、自動車トラブルは日常的に頻発します。そのため、自動車業界は常に仕事はありますし、車を運転する人は全国各地にいるので、全国どこでも働くことができます。

現代社会では、仕事そのものがなくなってしまう業界もなきにもあらず。その中でも自動車業界は比較的安定している部類かと思います。

2.未経験でも転職ができる求人も多数

ただ未経験で自動車整備業界に飛び込むのは非常に不安かと思います。実際に生活に苦労しないのか、どんな業務を行うかなど、気になるところはたくさんありますよね。

まずはお給料に関して。求人検索サイトIndeedで、未経験でも働ける自動車整備士の求人情報をみてみると、月収の平均でだいたい23万~30万円くらいであるのがわかります。日々を生きるのにどれくらい必要なのかはその人次第ですが、独身の人であれば全然生活できる範囲ではないでしょうか。また自動車業界は、福利厚生がしっかりしている企業も多く、資格取得支援や週休2日を宣伝している企業も多数存在します。このことから未経験でもある程度の給与と福利厚生は望めることはわかりますね。

しかし「未経験でも転職は全然大丈夫!」というわけではないのも事実。前述したように、未経験の自動車整備士の平均月収は23万円〜30万くらい。一人で質素に暮らすのであれば構わないですが、将来結婚もするでしょうし、せっかく自動車業界に入るのであればマイカーも欲しいはず。将来のことを考えると未経験に近い状態で職場を転々としても、なかなか給与は上がらないでしょう。

3.自動車整備士の資格があるとかなり有効

自動車整備士として、未経験のフェーズから脱却するために非常に大事になるのが、自動車整備士の資格。この資格がないと、いくら経験を積もうが、複雑な自動車整備を行うことができません。せっかく自動車整備に慣れてきたのに、資格を持っていないと、給与が上がりにくいどころか、スキル面でもなかなか成長することができないのです。これは非常にもったいないですよね。

そのため、自動車業界全体の傾向をみると、自動車整備士は今後の将来性を考慮され、難易度が高い資格であればあるほど優遇される傾向にあります。

このように自動車業界は、資格を持っていないとそもそも整備できない仕事が多いことから、資格取得しないと一向に給与が上がらないですし、キャリアも伸び悩むことが多いのです。なので自動車整備士を検討&転職する場合は、まず資格取得を視野に入れてキャリア形成する必要があるのです。

4.資格取得のためには専門学校がおすすめ

前述したように、自動車業界は資格取得が非常に重要です。また自動車整備士の資格取得方法は働きながら独学で学ぶ方法と、専門学校で学ぶ方法と2種類あります。

まず働きながら独学で学ぶ方法のメリット・デメリット。

まず1番のメリットは自動車専門学校に通う費用を削減できることでしょう。教育費を切り詰め、隙間時間を使って、どうしても自分のペースで学習できる環境が欲しい、という場合はこちらの方が良いでしょう。

しかし大きなデメリットですが、参考書が書店などで基本的に売っていない、という現実があります。また楽天やアマゾンでもなかなか見当たらず、初めて受験する人には何が必要なのかも良くわからないのが現状です。最初につまずくのは学習するための教材やどのように学習計画を立てていくのか、という点にあるとも言えるでしょう。

次に専門学校で学ぶ方法のメリット・デメリット。

まずメリットとしては、自動車整備士になりたい、なる予定の人との人脈ができます。
また学習計画を自ら立てるのではなく、筆記試験に精通した講師が立ててくれますし、キャリア支援も非常に充実しています。今後を見通して、キャリア形成をしたい人・確実に自動車整備士を取得したい人は専門学校に通うのがベターでしょう。

避けられないデメリットとしては、もちろん学費がかかること。しかし、学費に関しては奨学金制度をうまく活用すれば解決できる場合もあります。東京工科自動車大学校では支給形式の「奨学金制度(スカラシップ)」など、産業界と一体になったサポート体制も充実しており、金銭的に余裕がない在校生も勉強できる環境強化を図っています。

このように、独学で勉強する方法もありますが、勉強環境を整えるのが非常に難しい。今後のキャリアを考えるのでれば、専門学校に通うことをお勧めします。

5.自動車整備士になって自動車業界を楽しもう

以上、自動車業界の転職傾向についてまとめました。今までも記載していきましたが、大切なのは、資格取得を鑑みて今後のキャリア形成を考えていくこと。そのためにも専門学校に通うことも検討してみてはいかがでしょうか。

当校では、少しでも授業内容のイメージを抱きやすいように、オープンキャンパスや個人面談も実施しております。当校以外にも専門学校は複数あるので、まとめて資料を請求してみるなど、多角的な視点を持って検討してみてくださいね。

当校は、自動車業界の幅広い人材ニーズに
応えるために、世界水準の技術者を育成します。

世界の最先端技術の結集とも称される自動車。常に進化を続ける自動車業界を、20,000名以上の東京工科自動車大学校の卒業生が支えています。業界が求める高度教育で「選ばれる」人材を育成し、学生一人ひとりの夢を実現します。

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