コラム

自動車基礎知識

自動車のバッテリーのこと、どこまで知ってる?基礎知識をご紹介

自動車が安全に走行するために欠かせない「バッテリー」という存在。ついていて当たり前と感じている方が多いと思いますが、基礎知識や仕組みについて、どれだけ知っているでしょうか。

そこで本記事では、バッテリーの基礎知識をまとめてご紹介します。仕組みや寿命、無駄に消耗させない使用環境など、しっかり理解したうえで自動車に乗りましょう。

目次

バッテリーの基礎知識

まずは早速、自動車のバッテリーの基礎知識をご紹介します。

バッテリーはどのような役割を担っているの?

自動車を走らせるうえで燃料の補充に意識を向けている方は多いものの、意外と忘れがちなのが「バッテリー」です。

バッテリーは、エンジンを始動させるときをはじめとし、ヘッドライトやブレーキランプ、オーディオやカーナビ、パワーウィンドウやワイパーといった自動車の電装品に電力を供給する役割を担っている大切な存在なのです。

そのため、バッテリーに不具合が生じると、自動車は走行できなくなってしまいます。いわゆる縁の下の力持ち的存在だといえます。

バッテリーの形式ってなに?

そんなバッテリーには形式があり、性能や大きさによってそれが異なります。英数字の記号で表示されているので、どこが何を表しているのかを知っておくと良いでしょう。

バッテリーには、以下のような順で情報が書かれています。

  • 性能ランク:数字が大きいほど高性能になる
  • 短側面のサイズ:AからHの順に大きくなる
  • 長側面のサイズ:cmが記載されている
  • 端子の位置:プラス端子が左側にあるとL・右側にあるとRと表記される

例えば、「55B24L JIS形式」という数字の場合、55が性能ランク、Bが短側面のサイズ、長側面のサイズは24cm、そして端子の位置は左側にあることがわかります。

バッテリーは自動車のどこに搭載されている?

では、バッテリーが自動車のどこに搭載されているかご存知ですか?

正解は、ほとんどの場合ボンネットの中に搭載されています。自動車が走るために必要な電力をボンネットの中から供給しています。

放電によって能力が低下した場合は、充電することで復活します。

バッテリーの寿命はどれくらい?

バッテリーには寿命があります。寿命には使用環境や使い方が大きく影響しますが、平均して2〜3年持つのが一般的です。

では、バッテリーを交換する時期かどうかは、どこを見て判断するのがいいでしょうか。

以下のような症状が出ていたら、そろそろバッテリーの寿命が迫っていると考えていいでしょう。

  • エンジンの回転によってライトの明るさが異なる
  • 前回バッテリーを交換してから3年以上が経過している
  • バッテリー液の減りが早い
  • パワーウィンドウの開閉スピードが遅い
  • エンジンのかかりが悪い

できるだけ避けたい!「バッテリーあがり」の原因と対処法

できるだけ遭遇したくないのが「バッテリーあがり」という現象ではないでしょうか。

バッテリーあがりとは、使われる電気の量がバッテリーに蓄えている電気の量を上回ってしまった場合に起こる現象です。

「ある日突然、車が動かなくなってしまった」という場合に多いのが、このバッテリーあがりです。バッテリーあがりの原因と正しい対処法を知っておくことで、いざというときに冷静に対応できるでしょう。

これってバッテリーあがり?見極める方法

まずは、車が動かなくなってしまった原因がバッテリーあがりかどうかを見極める必要があります。

バッテリーあがりかどうかを確かめるもっとも簡単な方法は、エンジンを始動させること。エンジンを回したときにモーターが回らなかったり、カチカチという音しか聞こえなかったりする場合は、バッテリーあがりが起こっていると考えていいでしょう。

エンジンだけでは判断ができない場合は、自動車の電装品が動くかどうかをチェックします。一般的には、キーを挿せばエンジンをかけなくてもライトやパワーウィンドウの操作はできます。もし電装品が動かない場合は、バッテリーあがりが原因である可能性が高いです。

バッテリーあがりの原因

バッテリーあがりを起こしてしまう原因はさまざまあります。今回は、中でもよくあるケースをご紹介します。

まずは、エンジンを止めた状態でエアコンやオーディオを長時間使用すること。また、長期間車を使用していない場合も、バッテリーあがりの原因になる可能性があります。さらに、半ドアやライトの消し忘れもバッテリーあがりにつながる行動です。

自動車が動かなくなった場合は、これらに当てはまっていないか考えてみましょう。

バッテリーあがりの対処法

続いては、バッテリーあがりが起こってしまった場合の対処法を2つご紹介します。

ひとつは、ロードサービスを呼ぶこと。車にトラブルが起こった際に助けてくれるロードサービスに連絡をし、救助を要請しましょう。バッテリーあがりを起こした場所にもよりますが、大体1時間以内には駆けつけてくれるはずです。

もうひとつは、ジャンピングスタートを行う方法です。ジャンピングスタートとは、バッテリーとは別の場所から電気を供給してエンジンをかける方法です。

ジャンピングスタートは、ジャンピングスターターを使う方法と、救護車を使う方法の2つがあります。

ジャンピングスターターは車のバッテリーに電気を供給し、エンジンをかけるための機械で、カー用品店で1万円前後で手に入るアイテムです。事前の充電が必要になるので、忘れないようにしましょう。

他の車から電力を分けてもらう場合は、ブースターケーブルを使う必要があります。こちらはカー用品店で3,000円前後で手に入るので、救護車を使い電力を供給してもらう方が安価に済みます。

自動車のバッテリーを選ぶときのポイント

バッテリーを交換する際、種類が多いと、特に初心者は何を選んでいいのかわからないですよね。自動車の取扱説明書には、適合するタイプのバッテリーを選ぶように記載がされています。そのうえで、ポイントを意識することにより、より使いやすいものを選べるでしょう。

続いて、そんな自動車のバッテリーを選ぶときのポイントをご紹介します。

ポイント1.バッテリーの持ちのよさ

まずは「バッテリーの持ちの良さ」です。

先ほどお伝えした通り、バッテリーの平均寿命は2〜3年ほど。長くても5年であるといわれています。ただし、使用環境やバッテリーの種類によって大きく変わるのが特徴です。

自動車のバッテリーは、エンジンが回ったときに充電器が発電することで充電される仕組み。自動車を走らせないとエンジンが回らないので充電されず、自己放電してしまうのです。

自動車を乗る頻度が少ない方は、自己放電の起きにくいバッテリーを選ぶのがおすすめです。

ポイント2.コスパのよさ

クオリティと一緒に考えたいのが「コスパの良さ」です。

自動車のバッテリーは、一般的に5,000円から2万円程度が相場であるといわれています。高ければ高いほどいいと思いがちですが、高価だから持ちの良さがいいとは一概にいえません。そのため、コストパフォーマンスを重視して選ぶ必要があるのです。

バッテリーは、低価格のものを2〜3年で定期的に交換することで、コストパフォーマンスを高められるでしょう。

ポイント3.機能性

自動車のバッテリーを選ぶときは「機能性」も重視するのがポイント。

アイドリングストップ機能や燃費を抑える機能などが搭載されている自動車に積まれるバッテリーは、充放電が頻繁に行われるため、劣化が進みやすいといわれています。

それに対応するため、バッテリーメーカーからは充電の回復機能を強化したものが販売されているのです。搭載する自動車の種類によって機能性を見ながら選ぶことをおすすめします。

バッテリーの基礎知識を覚えておこう

自動車を運転する上でバッテリーの基礎知識は欠かせません。

今回は、バッテリー交換やバッテリーあがりの際の対処法など、いざというときに活かせる知識をご紹介したので、ぜひこれからの参考にしてみてくださいね。

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