二級自動車整備士でできることは?資格の難易度なども含めてご紹介 | 自動車整備士の【専門学校 東京工科自動車大学校】

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二級自動車整備士でできることは?資格の難易度なども含めてご紹介

  1. それぞれの自動車整備士資格でできること
  2. 三級自動車整備士から二級自動車整備士になるメリット
  3. 二級自動車整備士から一級自動車整備士になるメリット
  4. 自動車整備士はまず何級を目指した方が良さそう?
  5. 資格取得に励むには専門学校が早いのでは

自動車整備士の資格には一級から三級まであります。それぞれできることが違うのですが、資格取得の勉強に励む方は何級までを目指す人が多いのでしょうか。

その手がかりを探るために3つ段階がある自動車整備士資格の真ん中に当たる二級自動車整備士でできることを徹底調査してみました。

この記事を読めば、三級自動車整備士から二級自動車整備士になるメリットや、二級自動車整備士から頑張って一級自動車整備士になるメリットもわかってくると思います。

1.それぞれの自動車整備士資格でできること

まずは全体像を把握するためにそれぞれの自動車整備士資格でできることを列挙してみました。「できる仕事」「受験資格」「どんな資格があるのか」「合格難易度」など資格ごとにみていきましょう。

▲三級自動車整備士

●できる仕事
  • 検査員が国が定める保安基準による検査をしなくても大丈夫としている仕事が大半です。
  • 具体的には、「エンジンオイルやギアオイルの交換」「タイヤ交換」「点検整備」の作業です。反対にエンジンや足廻りなどの分解整備といったような、運転者に危険が伴う整備は3級資格では行うことができません。
●受験資格
  • 自動車整備系や機械工学科以外の学校を卒業した方:実務経験1年以上
  • 機械工学科等卒業の方:実務経験6ヶ月以上
  • ※大学、専門、高校、または職業訓練など
  • 自動車整備系の高校、専門学校卒業の方:卒業と同時
  • ※3級整備士課程
●合格難易度
  • 三級自動車シャシ整備士:57.4%
  • 三級自動車ガソリン・エンジン整備士:71.1%
  • 三級自動車ジーゼル・エンジン整備士:64.6%
  • 三級二輪自動車整備士:68.7%
  • ※出典:https://www.jaspa.or.jp/mechanic/result/2019_2nd.html

▲二級自動車整備士

●できる仕事
  • 基本的には「自動車検査員としての業務」「高い技術が必要となる分解整備」の2つが挙げられます。2級整備士の資格を取得することで、点検整備やほとんどの分解整備を行うことができるようになると言っても過言ではないでしょう。
  • 反対にできないことを挙げると、自動車の整備後や車検のための検査(国が定める保安基準を満たしているかどうかの検査)です。こちらは自動車整備士ではなく、自動車検査員の資格を持っている職員や工場内で任命される整備主任者が行う業務となります。
●受験資格
  • 自動車整備系や機械工学科以外の学校を卒業した方:3級取得後、実務経験3年以上
  • 機械工学科等の高校や整備士3級課程の高校・専門学校等卒業の方:3級取得後、実務経験2年以上
  • 機械工学科等卒業の方(大学、専門学校など):3級取得後、実務経験1年6ヶ月以上
  • 自動車整備系の専門学校、認定大学等を卒業の方:卒業と同時
  • ※2級整備士課程
●合格難易度

▲一級自動車整備士

●できる仕事

二級自動車整備士と比較して、一級自動車整備士になると、ガソリン車やジーゼル車、ハイブリット、電気、水素などエンジンの種別、シャシ限定など整備箇所に関わらず自動車に関するすべての整備を行うことができます。

反対にできないことは、「自動車検査員としての業務」です。検査員は一級整備士や2級整備士を持っているだけでは行うことができず、検査に関しては、自動車検査員の資格を持っている職員や工場内で任命される整備主任者が行う業務になります。

●受験資格
  • 自動車整備系(一級整備士課程)以外の学校を卒業した方:2級(シャシ以外)取得後、実務経験3年以上
  • ※1級小型自動車整備士を受験するためには、2級ガソリン自動車または2級ジーゼル自動車もしくは両方を取得する必要あり。

自動車整備系の専門学校、認定大学等を卒業の方:卒業と同時
※一級整備士課程

●合格難易度

一級小型(筆記):52.7%
※出典:https://www.jaspa.or.jp/mechanic/result/2019_2nd.html

2.三級自動車整備士から二級自動車整備士になるメリット

前段で三級自動車整備士と二級自動車整備士の違いを記述してみましたが、大きく異なるのは「エンジンや足廻りなどの分解整備」ができるか否か、という点でしょう。

実家の手伝いやアルバイトレベルで自動車整備するのであれば、「エンジンオイルやギアオイルの交換」「タイヤ交換」「点検整備」だけで問題ないでしょうが、自動車整備士を本職にして今後のキャリアを形成するのであれば、二級自動車整備士を目指すのは必須となるでしょう。

また転職する際の仕事探しで、求人の応募条件が三級自動車整備士以上としている求人もありますが、多くは二級以上としているため、転職する点に関しても二級自動車整備士より少し不利となるでしょう。

なので二級自動車整備士はある種「自動車整備業界で一人前として見られる最低ライン」と言えるのではないでしょうか。

3.二級自動車整備士から一級自動車整備士になるメリット

二級自動車整備士から一級自動車整備士になるメリットはどうでしょうか。前段で記載したように、二級自動車整備士を取得するとほとんどの自動車整備はできます。

そんな中、一級自動車整備士になるメリットはガソリン車やジーゼル車、ハイブリット、電気、水素などエンジンの種別、シャシ限定など整備箇所に関わらず自動車に関するすべての整備ができる点にあります。

しかし「ハイブリット、電気、水素などの車はまだまだレアケースだし、一級自動車整備士を目指す時間があるなら二級自動車整備士になった後に実務経験をみっちり踏んだ方が良いのでは」と思う人も多いでしょう。

それでも一級自動車整備士を目指す人の理由としては一種の「ステータス」にあるのではないでしょうか。一級自動車整備士資格は整備士の資格の最上位の資格です。合格率も二級に比べて格段に下がることから、自動車整備士の中でも「トップレベルの知識を保持している整備士」として同僚や、整備を依頼するお客様に見られるメリットはあるかと思われます。

自動車整備士として一生かけてキャリアを形成していきたい、自動車についてどんどん詳しくなりたい、など成長意欲の高い方は一級自動車整備士を目指す価値は高いと言えます。

4.自動車整備士はまず何級を目指した方が良さそう?

まずゴールからお伝えしますが、自動車整備士としてキャリア形成するのであれば「二級自動車整備士」を目指すのが賢明ではないでしょうか。

最初から一級自動車整備士を目指すのもありですが、一級自動車整備士の受験資格を見てみてください。専門学校に通わない限り、二級自動車整備士取得後から3年以上の実務経験が必須となります。しっかり二級自動車整備士を取得してから現場で働いてみて、さらに自動車整備士のキャリアを極めてみたいと思った段階で一級自動車整備士を目指してみてはいかがでしょうか。

5.資格取得に励むには専門学校が早いのでは

ここまで二級自動車整備士を軸に各資格の取得メリットを見ていきました。

それぞれの資格でできることが分かれているのは前述した通りですが、せっかくであれば「最短」で「できること」を可能な限り増やしていきたいですよね。もし自動車整備業界で早くキャリアを築いていきたいのであれば、専門学校に通うことをお勧めします。

理由ですが、自動車整備士の受験資格にあります。

専門学校に通わない選択肢を取った場合は、三級自動車整備士になるために1年の実務経験が必要です。さらに二級自動車整備士になるためには、三級自動車整備士取得後、3年の実務経験が必要です。「エンジンや足廻りなどの分解整備」を行うために4~5年はかかる計算になるので、キャリア形成においても結構大きいリスクではないでしょうか。

専門学校に通うとどうなるのでしょうか。

例えば東京工科自動車大学校では4年制で一級自動車整備士取得を目指すカリキュラムを準備しています。ここでは受験資格のお話をメインにしていますが、今後のキャリアや人脈形成、就職先の斡旋などを考慮すると専門学校の学費以上の価値は充分にあるかと思われます。

またすぐに社会に出て活躍したい人向けに二年生の自動車整備科も存在します。今後何十年と続く自動車整備士のキャリアでより良いスタートを切るためには、早めに資格を取得してキャリアアップをした方が生涯年収も上がるでしょうし、仕事の充実度も変わる可能性が大きいでしょう。

以上、二級自動車整備士を軸に各資格のメリット・デメリットをまとめてみました。自動車整備士のキャリアを謳歌するために、適切な情報を吟味し、資格勉強に励んでみましょう。

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